別誂え着物
この着物を、着たい!!!
でも、お母ちゃんはね、そんな家計の中から、すこしずつお金を貯めて
私に、着物を一枚、一枚作ってくれたんだと思う。
若いうちは、仕事と、他の趣味とで、着そびれてしまって・・・。
でも、そんな着物をね、しつけも付いたままで、タンスに突っ込んだままだったり、
派手だからってほかしてしまったり、
私にはできない!いや!!なんよ。
だから、着れるなら、帯を新調してでも、多少お金をかけて直してでも
着たい!!」
こんな、熱い思いを、お客様からぶつけられました。
「この着物を着たい!!」

「この着物を着られるように、合う帯を作りたい!」
ならば・・・
丸太やにできるお手伝いは何なのか?

と考えて、
木戸源生さんに染帯の制作をお願いしました。
着物の柄の持ち味を活かして、でも、この勢いを少し抑えることができて、
でも、トータルコーディネートで、
さらに、
今後、他の着物にも合わせて楽しむことのできる帯を染めてください!!
おまけに、
今日より若い日は無いから、出来れば、このシーズンに一回でも多く着たい!
大特急!!!!!

そんな、想いを受け止めて、木戸さんが染めてくださった帯です。

さらに、仕立てのお世話を西陣のヤマキ織物さんが大大特急でしてくださって、
宿題を頂いて、わずか半月!!で、仕立てあがりました。

出来上がりに大満足のお客様は、結んでこられた帯を弊店で、即行、この帯に変えて、
「もう、今日から、毎日、一回でも多くこの帯と着物で着て楽しむわ!!」と、喜んでいただけました。



ミラクル!!
こちらも本当に幸せな気持ちでいっぱいになったのでした。
木戸さん!!ヤマキさん!本当にお世話になりました。
ありがとうございました!!
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