着物ファッション作品展
「帯の紫紘×藤岡組紐店 帯と帯締め作品展」開催中です☆

先日、紫紘の野中淳史さんと藤岡組紐店の藤岡潤全さんが同時間にご来場。若夫婦と、若者同士大いに盛り上がっておりました!

それぞれに今会のとっておきを1点ずつお選びいただいて紹介してもらおう、という話になった様で・・・

お選びくださったのがこちらの帯と帯締めです!

帯は「変わり格子紋」名古屋帯。
帯締めの名前は「ぽちゃっと」!水滴が「ぽちゃっと」落ちて、波紋が広がる時の流れまでも表現したという逸品!!

春の装いに、お茶会などにも硬すぎず、やわらかすぎず、良いな~と思って眺めておりました。
昨日は、淳史さんのお姉さま、野中彩加さんもご来店くださって、この帯のことなどをとても詳しく教えてくださいました。

お持ちくださった図録

昨年、琳派400年という催しが京都を中心に色々とくり広げられていましたが、琳派発展の中心人物、尾形光琳・尾形乾山兄弟の、乾山の作品図録です。
「実は、この名古屋帯は、この写真からヒントを頂いたものなんです。」と1枚の写真を見せて下さいました。

「格子柄という、本来硬い感じの柄を、良い具合に崩してあるのがすごいなぁと・・・」
私には、その器のその部分に目がいく、ということが驚きで、
そんな発見をして、それを見事に帯として表現する、紫紘さんの力量に脱帽!!
それにしても、帯も帯締めも、何とも良い色ですわ~。
「帯の紫紘×藤岡組紐店 帯と帯締め作品展」は、20日(日)までの開催です。
お見逃しなく!!!
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。