神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

着物でお出掛け!

「信州上田紀行 小山憲市織個展」は、明日11月11日(日)までです!!


今日の息子。




寒くなったので、羽織を着ていました。
「丁稚くん袴」にお召しの羽織って・・・と、思いましたが、まぁ、それなりに見えます。face03
そして、このスタイルで、夕刻よりお出掛け!!

私の大の友人のご子息が、初リサイタルを開催されるとのことで、息子も、子どものころ一緒にクワガタを追いかけた中なので、聴きに行きたいと出かけて行きました。

コンサートに着物をお召しになる女性は、近年とっても増えてきていますが、男性は、まだまだでしょうか・・・。でも、みなさんに褒めていただけたようです。

「頑張ってはったわ~・・・。僕もがんばろぅ!!」

同年代の頑張る姿は、良い刺激になった模様。face02


冬が来~れば ♪♪♪

今日は木枯らし一号かな・・と思う風が、落ち葉をたくさん飛ばしてきて、店の中まで、次々と舞い込んでおりました。face04icon10
明日あたり、また、冷え込むのかな・・・?

そんなときには、こんなちゃんちゃんこがうれしいです!
    
久留米絣の「儀右ヱ門」さんのあったか、ぬくぬくの綿入れです!

肩まですっぽり、さらにあったかな奴袖綿入れ☆




もちろん長袖の袢纏もあります。






この商品を陳列すると思い出す、母の一コマ・・・


外人さん 「イズ  ジス フォァ メン オァ ウィメン?」

母 「これ?めんですよ。中綿もみんなめんウールじゃありません。」

外人さんは、納得していましたが。。。face07

・・・・確かに綿100%です。(一部中綿にポリエステルの含まれるものもあります。)そして、メンズにもお召し頂けます。

11月25日(日)までの期間限定取扱いです!!どうぞよろしく!!

先日鑑賞した狂言の演者の名前に「茂山 七五三」とあって、七五三に「しめ」と振り仮名がありました。

「七五三」と言えば11月の一大イヴェントの「しちごさん」としか読んだことが無かったので、

「これは読めないな~」と、引っかかっていたのです。face06

今朝、主人に「いわれとか、知ってる?」と尋ねると・・・・、
夕刻になって、調べて教えてくれました。


「しめ」とは、ここから先は神聖な場所であることを示すための標識として張られる縄のことで、「締縄」「標縄」のこと。
新年に玄関に飾る「しめなわ」も同じで、「注連縄」と書くけれど、三筋、五筋、七筋と順次に藁の茎を捻り放して垂れることから「七五三縄」とも書く(「広辞苑」より)とのこと。

加えて、イザナミノ尊を埋葬した日本最古の神陵といわれている花の窟神社(はなのいわやじんじゃ)は三重県熊野市有馬町に所在する神社。そこで行われる「お綱かけ神事」。
180mの縄、7本を1mずつ結んで1本の縄にし、そこから5つの縄を下げている。
この縄7本、吊り下げたもの5つ、錦の御旗3つが七五三を表し、七五三と書いてシメナワと読む始まりになったという事でした。

七五三のお参りとは直接関係のないことでしたが、まあ、せっかく調べてくれましたので、雑学として、みな様と共有するのも悪くないかな、と、書いてみました。face03


小山さんの織個展も後半になりました。
今回出品されている作品の中で、息子共々気になっている=気に入っている(ようするに、欲しい!!)反物が、これです!! ↓ ↓ ↓ ↓



栗のイガイガを煮出して、鉄と、アルミで焙煎したグレーと黄色のぼかしの横段に、さりげなくすくいが入ったお洒落な反物です。

いや、いや、他にもたくさん良いものがありますので、取り合いすることもないのですが・・・好みって、似てしまうものなのでしょうか・・・・??

「信州上田紀行 小山憲市織個展」は、11月11日(日)まで開催中です。
どうぞご覧下さい!

11月7日、今日は立冬☆

 今日は立冬。
来年の2月4日が立春なので、3日までが暦の上の冬 icon04!です。

紅葉も各地で見ごろを迎えていますね。
・・・・私は、店の行き帰りに天井川沿いの桜の紅葉を楽しむぐらいなのですが・・・・tanuki

神社の境内には七五三参りのかわいい着物姿もちらほら☆
着物をお召し頂くのにとっても良い時候です。皆様も、是非ぜひ、チャンスを逃さず、お召しくださいね!
着付けのお手伝いもいたします。どうぞご遠慮なくご相談ください。








紬の着物は、軽やかに、お洒落を楽しむのにぴったりです。
「信州上田紀行 小山憲市織個展」は、11月11日(日)まで開催中です。
どうぞご覧下さい!

「信州上田紀行 小山憲市織個展」は、11月11日(日)まで開催中です。

どうぞご覧下さい!

帯も結びやすいと好評です。







上田紬 は、大島紬・結城紬とともに三大紬として知られています。長野県上田地方、更科(さらしな)、小県(ちいさがた)、埴科(はにしな)地方、とくに千曲(ちくま)川上流地帯でつくられる紬織物の総称で、上田を集散地としたため上田紬と言われます
以前は、信州地方は、養蚕が盛んだったので、製品となる綺麗な生糸を引くことのできない出殻繭(蚕が蛾になって繭を食い破って出てしまったもの)や、玉繭という二匹の蚕が一緒になって一つの繭を作ってしまったものなどを、真綿にして糸を紡ぎ、自家用として紬織物をつくっ ていました。
丈夫で、縞や格子柄を主とした、素朴な味わいのある紬で、次第に商品として全国に広がりました。
が、大島、結城のようにはっきりした規格が無いので、作り手さんによって個性豊かに、いろいろなものがあります。

小山憲市さんの紬も、「上田紬」ではありますが、小山さんの創作紬なのです。


今日も、嬉しいことに、前回小山さんの会を開催した時に、ホームページとブログがご縁をつないでくださった方が、ご遠方からご主人と一緒にご来店下さって、その時から2年間、「小山さんの紬を着たい」と、こころに温めてきた思いを成就!お好みの着物と出会われてお求めいただきました。face05


奥様のとっても嬉しそうな、満足顔に、私たちも沢山パワーを頂きました。ありがとうございました!!


 ここ二日小山憲市さんといろいろお話をさせていただきました。
「『50歳からの短歌、俳句、川柳』という本を見つけて、今、ちょっとはまっているのです。」とのこと。
「省略の美学というか、制限された中で、いかに豊かに表現できるか、というところが、なんだか織物に通じるところがあるな、と、思ったりするんです。」

織物は基本的には経糸と横糸の組み合わせ。その中でいかに自由に自分を表現するのか。

これは、小山さんが弊店のために制作してくださった着物です。



すくいで音符や、木の葉とも鳥の影とも思える柄が織り込まれています。
   

この着物をお召しになる方が、ご自分のイマジネーションを働かせて、小山さんと創作のコラボレーションをする。と、この着物は、「小さい秋みつけた」を奏でるかもしれないし、チェロの「鳥の歌」を歌うかも知れません。


今日、お客様に誘われて、狂言を観てきました。



狂言も、場面の背景画一枚あるでなし、扇ひとつの小道具が器になり刀になり、ドラマのように多くを語ることなく、でも、どういう場面で、何が起こっていて、どんな感情なのか、見事に表現されます。
でも、やっぱり、観る側が共感しようと、ある意味努力しなければならない部分があるように思います。
日本人て、そういう能力に長けていたはずなのにな。


う~ん・・・今宵は、なにやら、分からぬことをかいてしまいもうした。


「信州上田紀行 小山憲市織個展」は、11月11日(日)まで開催中です。

どうぞご覧下さい!

 昨日に引き続き小山憲市さんがご来場!

お客様も、素敵な着物姿で、お越しくださいました!face05



お着物は、もちろん小山さん作。この写真では、良く解らないのが残念ですが、上前の裾とお袖に、白銀のような絹糸で鍵盤の柄がすくいで描かれています。
「ぅわ~、嬉しいですね~。お洒落な、良い紬ですね~!誰が創ったんだろう!!」などと、冗談も出るほど小山さんは喜んでおられました。face02
帯は、長田けい子さんのろうけつ染め。




髪飾りや、帯揚げのトルコブルーがたまらなくお洒落です。
「神戸ファッション!という感じがしますね・・・さすがです。」と、小山さん。




こちらのご夫妻は、弊店と、ご縁が出来て1年以上経ちましたが、毎週末お揃いで着物でお出掛けされます。
何度もご来店下さっていますが、まだ一度もお洋服姿を拝見したことがありません!face08
ご主人のお召し物は、関健二郎さんの創作織、奥様の帯は桝藏順彦さんの「奏でる猫」です。
小山さんの反物は男性にもお召し頂けるものがたくさんあって、かなり迷って、ご主人用にお気に入りをチョイス!


こちらは、過日木戸源生さんに別染していただいた羽織をお召しくださってご来店。
お嬢さんがお仕立てされたのですが、とってもきれいに仕立てておられて(失礼ながら)びっくりしました。

  

槍梅という柄。根元に笹竹。脱がれると、肩裏に松が描かれていて、松竹梅になるというにくいお洒落です。着物は、これも関健二郎さん作、松煙染のいぶし銀のような照りがたまりません。

どなたも、「丸太や」でお誂えですと、こちらが自慢したくなる着姿でした!

「信州上田紀行 小山憲市織個展」は、11月11日(日)まで開催です。

どうぞご覧下さい!

「信州上田紀行 小山憲市織個展」
小山ワールド是非ご覧ください!!

今日は、上田から小山さんがご来場くださっていました。
小山さんのお人柄と作品はとっても魅力的なので、ファンも沢山!
今日も今までにお求めいただいた小山さんの作品をお召しくださって、次々とお客様でした。





午後からは、小山さんも着物にお召し替え!








小山さんももちろん喜んでくださいました。
「どの着物も帯も、丹精込めて創りあげた、我が子みたいなものなので、あの子はお嫁入りした先でどうしてるかな、と思うんですよ。こんな風にお召し頂いているところを拝見で来て、本当に幸せです。」
「こうして着姿を拝見させていただくことが、次の制作のパワーになるんです。」と。

私たちも、こんなにうれしいことはありません。お客様に感謝、感謝です。

明日4日(本日になってしまった!)も、小山さんは、会場で、熱心にものづくりのお話をしてくださいます。
みな様とのお出会いを楽しみに、心よりお待ちいたしております。

準備万端!!

いよいよ明日からスタートです。
「信州上田紀行 小山憲市織個展」
丸太やの店内、1階も2階もすっかり、優しい色使いの小山ワールドです!!




    

    

    

小山憲市さんと奥様、お母様、お姉さまの4人でコツコツ織っておられる反物たちです。


「頑張っておられるな~」と、本当に、反物一反一反が、とても愛おしい・・・face05

良いご縁に巡りあえて、お嫁にいけますように・・・、そんな気持ちです!


昼過ぎ、小山さんからお電話を頂きました。
明日、11時ごろ弊店に到着のご予定とのことです。

お出会いを楽しみに、みな様のご来場を、こころよりお待ちいたしております。

今日は京都へ!

  昨日は佐用、今日は京都!
月初めの京都では、呉服関連の作り手さんや問屋さんの会が集中的に開かれます。
息子と二人、行ってきました。

一つは、来春早々の「初絹の会」の打ち合わせ。

もう一つは、その次の会の相談を兼ねて、「京都呉服青年会有志の会」へ。
若手が力を合わせて「未来を切り拓いていこう」「ネットワークで、小売店さんに、一店舗ではできない提案が出来るように」とがんばっているというので、表敬訪問。face02

そして、もう一軒。大島紬や結城紬、三才山紬など紬の専門問屋「室町の加納」さんへ。
残糸の大島紬=創作織の関 健二郎さんの作品展を拝見しに伺いました。鹿児島から関さんも来られていて再会。お変わりなく、パワフルなご様子でした。








フェイスブックなどで、弊店のこともずっと見てくださっていて、
「小山さんの会の準備で忙しいでしょうに。若(息子のこと)頑張ってるやないの~」と、嬉しいお言葉!
来年は、息子の修業をぜひ関さんのところで、とお願いしてきました。face06


さぁ!明日は3日からの
「信州上田紀行 小山憲市織個展」の会場準備です!

乞うご期待です。
プロフィール
神戸・元町丸太や
神戸・元町丸太や


家族全員が楽器を演奏しております。演奏会も開催しております。日本が誇る伝統技術と楽器をモチーフにした商品は皆様に非常に喜んでいただいています。一品一品が逸品である自信があります。皆様のご来店を心待ちにしております。このお店の詳細を見る