イヴェント案内着物ファッション
「藤岡組紐店 手組みのぬくもり 伊賀組紐展」開催中です!
初日と22日は実演もご覧頂いたのですが、組んでおられるところをとっても熱心にご覧になっておられたお客様が、
「組み始めとか最後の始末のところとかも見たいわぁ!」とおっしゃられて、
確かに、準備はなかなか大変だなぁと思いながらとっていた写真を、ほんの一部ですがUPします。
デザインや色を決めることから始まるのですから、これ以前の作業がまだまだたくさんの行程であるわけですが、高台に糸をかけるところです。
下準備された糸を、広げます。
今回の実演は35玉の平組み。一本に見える糸が12本の細い糸の束になっていて、それを一組ずつほぐして、撚りを戻しながら、糸巻きに巻き取って、左右にある杭に掛けていきます。



何気ないようなところで、きちっと、何度も糸の束の根元のところを確認しながら、本当に一本、一本長さを揃えて巻き取っていかれます。
「ここをいい加減にすると、後で仕上げのときにきれいに上がらないので・・・」
「長さをいい加減にすると、糸巻きの玉が絡まって組めないですよ。」
なるほど、なるほど、、、

どんな仕事も同じでしょうが、地味な部分をおろそかにしては良い仕事は出来ないということですねぇ。
そして、素敵な着物姿で、その実演を実に来てくださったお客様と記念写真!!

お気に入りの紐をお求め頂き、お客様も、藤岡さんも笑顔でした!

藤岡潤全さんは、28日(土)と3月1日(日)も、再び伊賀からお越しくださって実演をご披露くださいます!
どうぞ皆様、ご自身の目で、組みあがっていく様子をご覧ください!!
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