着物
仕立て変え
黒地に朱色と白の小帽子や四ツ巻きの絞り染めです。
コートは、前身頃の一部分を裁ち落してあるので、なかなか仕立て変えはむずかしいのですが、3歳用にということで、断ち切りの長さは十分にありそうなので、お預かりして洗い張りをしました。
生地に戻ったところで、仕立て屋さんに持ち込み、布のやりくりの相談を繰り返し、
こんなかわいい着物に仕立て上がりました!!

3歳用の小さな着物は、共布で裏も間に合うことが多いのですが、黒地で渋くなってしまうので、柄の朱色の八掛を付けました。
大人用の八掛ですから必要なだけ使った残りを、元々のコートの肩裏と合わせて、半襦袢のお袖に使いました。
こちらも、かわいく仕上がって、着物と重ねてお召しになると、お袖の振りからも朱色がのぞいてかわいさ満点!!になることでしょう。


もちろんお客様は大満足!


お嬢ちゃんが気に入って着てくれるといいなぁ・・・
それにしても、着物の仕立ての知恵と技には、物を大切に使いこなす術がたくさん詰まっていて、知れば知るほど感動します。

それを、見事に形にして見せてくれる仕立て屋さんに、いつもいつも、脱帽!感謝の気持ちでいっぱいになるのです。


ただ今店内では、

開催中です!!新しく追加の商品もちらほらとございますので、ぜひ、お見逃しなく。
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