神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

2月8日針供養

「8日は、居ませんので・・・」と言われて、昨日、仕立て屋さんに伺いました。

いつも、見事な仕立てで、反物を着物に仕上げてくださいます。
昨日も、別染で創らせていただいた着物が仕立てあがって、頂きに伺ったのですが、
「ぼかしの色合と楽器の柄が、とってもモダンで、お洒落な着物ですね~。生地の艶とぼかし具合が重なってとってもきれい!!」という具合に、いつも着物に愛情いっぱい注ぎ込んで仕立ててくださいます。

今日は、針供養の日です。

「あぁ、それで、お留守だったのかな・・・」と気が付きました。


針供養というのは、日頃、お裁縫で針を使っている人達が、針仕事を休めて、一年間お世話になった古い針や折れた針をやわらかい豆腐やコンニャクに刺して供養すると共に、裁縫の上達を願って行われてきた行事で、江戸時代にまでさかのぼることができるようです。
神戸では、兵庫区にある厳島神社に針塚があって、祭事が行われます。


昔は、お裁縫は、女性の大切な仕事の一つで、家人の着物の仕立てはもちろん、繕いや、寸法直しなどをしていたので、針供養ももっと身近なものだったのでしょう。face06


さて、弊店では、寸法直しや洗い張り仕立て直しなども承っております。
想い出の詰まった着物や帯を活かしたい、というご希望には、なるべくお応えするようにしておりますので、どうぞご遠慮なく、ご相談ください。
2月8日針供養




この記事へのコメント
私の中であのお着物は、キラキラしたステンドグラスにお洒落なジャズが鳴っている…というイメージです♪パーティではひときわ目立って映えるな~とかどんどん想像がふくらみます。

昨日はご想像の通り、針供養に行ってきました。毎年、学生時代の友人達と同窓会の様になっています。現地では先生ともお会いし、近況を報告したり…と、大変賑やかな時間を過ごしました。
でも、沢山の折針を納めた時に、去年一年間でこんなに縫うことが出来たんだな…と、多くの美しいお着物に出会えたことを感謝する一日でもあります。
Posted by 仕立て屋 at 2013年02月09日 11:06
仕立て屋さん様:コメントをありがとうございます。ご依頼主様はもちろん、染めてくださった横山喜八郎さんもきっと喜んでくださいます!これからも、どうぞよろしくお願いします!!
Posted by 神戸・元町丸太や神戸・元町丸太や at 2013年02月09日 11:33
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家族全員が楽器を演奏しております。演奏会も開催しております。日本が誇る伝統技術と楽器をモチーフにした商品は皆様に非常に喜んでいただいています。一品一品が逸品である自信があります。皆様のご来店を心待ちにしております。このお店の詳細を見る