想像するのが楽しい帯☆
「王朝の雅 帯の紫紘」開催中!
曽爾高原(そにこうげん:奈良県)と題の付いた袋帯です。



この帯を見ていて、
「ピクニック」の歌を思い出しました。
次に見た時、
空が少し曇り空に見えて、「セロ弾きのゴーシュ」が、木陰で練習しているような気がしました。
その次にこの帯を見た時、
木立の向こうから、赤い風船が、ふぅわり~と飛んでくる気がして、
「風船の帯留とか、あるといいな・・・」と、思いました。
いやいや、飛んでくるのは、紙飛行機がいいかな~・・・とか、
「森のくまさん」みたいなメルヘンの世界もいいな・・・とか、
「ひなげしの花」を連想したり・・・・・・
なんて、楽しい帯なんだろう!
この帯は、野中彩加さんが描いた横長の曽爾高原の絵を、縦に長い帯にデザインし直して、織られたものだそうです。
素晴らしい技法・技術で織りあげられた袋帯なのだけれど、
技を見せるのではない、「素敵な世界」があります!
あっ、おさげ髪の女の子がかくれんぼしているかもしれない!
若い女性の、柔らかな感性で創られた帯だからでしょうか、
なんだか、想像がとまりません!!
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。