神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

着物適齢期☆

年末に、「娘が、私のお嫁入りのときの着物を次々と楽しそうに着ているのを見ていて、なんだか私も、着物を着たくなって・・・」と仰るご婦人を、弊店のお客様がお連れ下さいました。
小紋と帯をお求めいただき、
「3月30日に着るつもりです!」と、目標も立てておられました。


今日も、「この歳になって、無性に着物を着たくなって、とりあえず、ポリエステルの気楽に着られる着物を購入したのですが、どんな帯が合うのか、相談にのってもらえませんか?」と言う方がご来店。
すこしアドヴァイスを申し上げると、
「家に帰って合わせてみます!」と、何かイメージが浮かんだようでした。


「母が一生懸命揃えてくれた着物を、今まで着ずに放っておいたのが、なんだか、申し訳ない気がしてきて、派手でもいいや、と着ているんです。取り合わせで、まだ何とかいけますでしょ?」と言う方も来られました。
「もちろん、OKですよ!着物の中のどの色を引き出そうかと小物を工夫するのも、着物の楽しみのひとつですよね!!」


そして、身内にも・・・・、
「孫の宮参りに、ふさわしい着物があれば、着たかったなぁと思って。
お嫁入りで、お母さんが作ってくれていたのは、どうにも派手になってしまって、残念だけれど着られないわ~」と、還暦記念に、新調することを決意!!
さっそく、木戸源生さんにお願いして、打ち合わせで、お出会い頂きました。

着物適齢期☆


「この帯と、この帯の、2本が合わせられると嬉しいけれど。」と袋帯を持参でした。

「ならば、柔らかい淡い目の芥子色とかが、帯も合うし、似合われると思いますよ。」と言うことで、あっさり決まって、2月中には仕立もできそうです。

「こうなったら、やっぱり自分で着られるようになりたいから、習いに来るわ!!hand02 確か、お母さんの作ってくれた大島紬があるから、それならば、まだ着られそうだし!!」と、張り切っていました。face05




その昔は、「お道具」とか、「嫁入り支度」とかで、お嬢さんがお年頃になると、呉服屋が、アレやらコレやらを順番におススメして、お揃え頂いていました。
当時は、女性は、結婚したら家庭に入って自分の自由になる収入らしい収入は無く、だから、その先ずっと、着るものにある程度困らないように、「お支度」が必要だったのです。

ところが、世の情勢が変わって、洋装が当たり前な上に、結婚しても仕事を続けられたり、地位も向上しましたし、家事も電化のおかげで短時間に済むようになり、子どもの数も減り、女性は、家で、家事育児に捉われずに済むようになって、「お支度」の加護の必要が薄れたようです。


でも、変わらないのは、やはり、日本の女性の多くは、着物に魅力を感じているという事でしょうか。


着たくなった時が適齢期!ぜひ、一歩踏み出して、日本の伝統美ともいえる着物ファッションを楽しんでください!
丸太やは、そんな貴女の応援を惜しみません!!
何なりとご相談ください。

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プロフィール
神戸・元町丸太や
神戸・元町丸太や


家族全員が楽器を演奏しております。演奏会も開催しております。日本が誇る伝統技術と楽器をモチーフにした商品は皆様に非常に喜んでいただいています。一品一品が逸品である自信があります。皆様のご来店を心待ちにしております。このお店の詳細を見る