神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

歳末大売り出しのサブタイトルについて

12月1日よりスタートする「歳末感謝大売出し」のサブタイトルは、
特別企画 「三條」最終処分



 私が、お嫁に来たころ、丸太やは、ピンチの時期だったようで、

「今だから言いますけど、奥さんのこと、ようここへお嫁さんに来はったなぁ、と問屋仲間で言うてたんでっせ。」 と、結婚5,6年経った頃だったか言われました!face07

実際、私自身も娘時代「着物なんかいらない」と言っていましたし、「タンスの肥やし」などといって、着物を無駄の象徴みたいに言う節もあって、呉服屋に嫁ぐと言ったら心配してくれる人も確かにいました。

世の風潮ほか、諸々が重なって、しんどい状況だったようです。

その後も、大黒柱だった叔父が急死したり、ちょっと上向いたかと思った矢先に大震災があったり、
谷あり、谷あり!!でしたが、本当にいろいろな方に支えていただいて、お陰様で、順風満帆とは言えないまでも、何とか堅調にお商売を続けさせていただいています。

その一番しんどかった時に、一生懸命応援してくださったお一人が、当時千總にお勤めだった増田文明さんです。

お世話になった話をあれこれ紹介すると、千一夜物語りのようになりますので、省略いたしますが、

増田さんは、平成十二年に「千總」を退職されたあと、呉服総合卸「三條」を立ち上げられ、新たな問屋さんのお一人として、その後も弊店を応援し続けて下さいました。

本年古希を迎えられた増田さんが、過日、「人生の一区切りとして、この年末をもって『三條』を廃業します。余力を持って良い形で閉じようと思いまして。」とごあいさつに来られました。

お申し出をいただき、このたびの「丸太や」年末恒例の「赤札大売出し」で「三條」の在庫商品を最終処分価格にて販売させていただくことになりました。

増田文明さんが仕入れられた筋の通った商品ばかりです!お値打ち品勢揃い!!

ホンの一例として・・・来年の干支「巳年」に因んだ鱗紋の染め帯や袋帯です。

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プロフィール
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家族全員が楽器を演奏しております。演奏会も開催しております。日本が誇る伝統技術と楽器をモチーフにした商品は皆様に非常に喜んでいただいています。一品一品が逸品である自信があります。皆様のご来店を心待ちにしております。このお店の詳細を見る