神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

今日思ったこと・・・

 弊店のお客様のお一人から、「昨年84歳で他界した母が、18年前から描き続けた絵日記を、展示しています。」と、案内の葉書を頂いて、今日、ようやくお伺いすることができました。

今日思ったこと・・・



「独学も独学!絵も文も自己流なんです。」とのことでしたが、
A4ぐらいのスケッチブックを、一日に半分ずつ、18年間休むことなく、
初めのうちは色鉛筆で、途中からは水彩の筆書きの絵と、短い文や俳句、川柳で、その日その日のふと、心に留まったことを、絵も文もとっても柔らかなタッチで、書き留めておられました。

百何十冊ものスケッチブックにびっくりして、「18年間、毎日!ってすごいですね。」と、申し上げると、

「その前は、毎日、夜寝る前に、新聞の『天声人語』を筆で書き写すのを日課にしていたみたいです。」とのことでした。

「こんな、ネタ本みたいなものまであるんですよ~。」と、見せてくださったのは、裏が印刷していないチラシをきれいに切りそろえてとじあわせた雑記帳。そこには、ボールペンや鉛筆で、「季語に使えそうな言葉」だとか、「名言」だとかが、びっしり、ぎっしり書き込まれていました。

ずっと、拝見していて、
「なんと、毎日を大切に生きてこられたのだろう!」と、そして、
「周りの人やモノやことがらを、なんと、深い愛情を持って見つめていらしたのだろう!」と、深く感動いたしました。


こんな風に描き残しはしなかったけれども、三木の母も、実家の父も、毎日の平凡な日々の生活のいろいろなことを、仕事も、子育ても、どっしりとというか、ずんとした軸を持って、至誠を尽くして生きていたなぁ、と、わが身を振り返って、「もう少しは、ましに生きられるはずだ。」と反省したのでした。


明日までの個展ですが、興味のある方は是非どうぞ!
「一日一絵 尾島房江 絵日記展」
JR甲子園口下車、南の一本目の道を東へ170m
「ギャラリー わびすけ」(西宮市甲子園口1丁目4-3 ℡0798‐63‐6646)
午後1時からの開廊です。



途中で買い求めた本に、「人間力を高めるために大事なのは、あいさつ、掃除、そして素直であること」とありました。

明日は、私は、店はお休みの日。
まずは、家の掃除に励むことにします!

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家族全員が楽器を演奏しております。演奏会も開催しております。日本が誇る伝統技術と楽器をモチーフにした商品は皆様に非常に喜んでいただいています。一品一品が逸品である自信があります。皆様のご来店を心待ちにしております。このお店の詳細を見る