神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

絞り染めは手仕事の塊り!

 21日(日)まで、
 「色が命」 寺田 豊 京絞り展
を開催中です。

絞り染め、というのは、染め分けの技法の中でも最も古くから日本で行われてきた 染色技法の三纈(さんけち) 「蝋纈(ろうけち)=ろうけつ染め、夾纈(きょうけち)=板締め、纐纈(こうけち)=絞り染め」の一つです。

寺田さんが、「染の工程の途中を見ていただくのも良いかもしれませんね。」と染の見本をおもちくださいました。

これは、四ツ巻と言って、一つ一つの粒を木綿の糸で4回ずつ巻き上げては止めてゆく手法で括られた白生地です。

絞り染めは手仕事の塊り!



これを染めて、ほどくと、糸で括られていた部分が、染まらずに白く残るというもの。

絞り染めは手仕事の塊り!



括る前に、まず、デザインを型に彫って、白生地に青花という熱や水で消えてしまう染料で染め、

絞り染めは手仕事の塊り!



この点々を一粒ずつ糸で括っていきます。

この幅の生地が、こんなに細くなります!

絞り染めは手仕事の塊り!



さらに、ビニールを被せて括る小帽子染や芯をはさんでビニールを被せて染める中帽子そめなど・・・・
種々、様々な染の工程がご覧いただけます。

一粒、一粒、人の手で括られて染められる絞り染めの着物や帯

あらためて、すごい技術だな・・・と、思うのです!!





※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
プロフィール
神戸・元町丸太や
神戸・元町丸太や


家族全員が楽器を演奏しております。演奏会も開催しております。日本が誇る伝統技術と楽器をモチーフにした商品は皆様に非常に喜んでいただいています。一品一品が逸品である自信があります。皆様のご来店を心待ちにしております。このお店の詳細を見る