神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

伊藤岱玲・由起 夫婦展

 丸太や、次の催しは、「暮らしの器 伊藤岱玲・由起 夫婦展」です。
毎日の暮らしの中で、器は、食器、花器、酒器など、無くてはならない存在ですね。
大ざっぱに「焼き物」と言ってしまうことも多いですが、「陶器」と「磁器」とに分かれます。

 陶器は土がバクテリアなどの作用でねばり気をおびた「陶土」を焼いて作られますが、素焼きの状態で褐色の土の色、土のぬくもりという感じがあって、素朴な味を大切に、絵付けをしない物も多く見られます。

 一方、磁器は石が細かく砕けて粘土質になった「磁土」を焼いて作ります。焼き上げる温度が、陶器より高くて、硬くて薄い物が作れます。また、磁器の地肌は、白くて表面がなめらかです。細かい絵付けが映えるのも特徴の一つです。

伊藤岱玲さん、由起さんご夫婦が作っておられるのは「磁器」です。岱玲さんが絵付けまで全てされることも
もちろんありますが、絵付けを奥様の由起さんがされることも多く、今回は、夫婦展といたしました。

岱玲さんがろくろをひいて器の形を作り、素焼きしたものに、由起さんが絵付けします。

伊藤岱玲・由起 夫婦展


さすが、日本画を勉強された奥様!繊細な花の柄が見事です!!

これを、もう一度焼きあげます。すると、灰がかったブルーは見事な藍色に、白はますます透明な白に焼きあがります。
正に夫婦の合作。face05

今時お茶碗は100円でも、買えます。

でも、
伊藤さんのお湯呑でお茶を飲んだ息子曰く、
「持った感触、口に触れる感触で、お茶の味まで違っておいしく感じるわ~!face08
食べるということ、飲む、呑むということを、お気に入りの器で、ちょっと大切に、味わいませんか?

「暮らしの器 伊藤岱玲・由起 夫婦展」28日土曜日から開催です。
是非、ご覧ください。
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プロフィール
神戸・元町丸太や
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家族全員が楽器を演奏しております。演奏会も開催しております。日本が誇る伝統技術と楽器をモチーフにした商品は皆様に非常に喜んでいただいています。一品一品が逸品である自信があります。皆様のご来店を心待ちにしております。このお店の詳細を見る