神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

本藍染の力=その2=

 今日も、弊店の店頭の藍染めTシャツを見て、足を止める方!

「これ、無地は無いんですか?」face08

「作ることは出来ますけれど・・・お値段は、柄があっても無くても同じですが・・・でも、本藍染の着心地には変わりなく、色合いの深さも、堪能していただけるのではないかと思います。」

「では染めてください。無地で、女性のM寸で。」 なんだか、とっても淡々と。



そうこうしていると、今度は、少しご年配の男性。
「飛鳥に乗っていたんだよ。そんなのでも作れるの?」とのことで、お受けいたしました。

2時間ぐらいたったでしょうか、その方が再びご来店。
一瞬、キャンセル?などと、失礼なことを思ってしまいました。m(_ _)m
「芦屋、元町を往復しちゃったよ!」とのこと。

「この写真で染めてくれるかな…?」と、初代飛鳥の初世界一周のクルージングの、
それも操舵室からの写真でした!!!

ご期待に応えられるように、染めてくださる芳賀さんに、精一杯、お気持ちをお伝えします!!!hand02



ときどき「藍染は、色落ちが激しくて、洗うのも大変でしょ?」と、言われます。

確かに全く色落ちしません、と言えばうそになります。初めの2,3回は、洗濯機の水が青くなると思います。
でも、その後は、全く、と言ってよいほど、色は出ません。
阿波の本藍ならではの染色の強さです。(インド藍とか、中国藍は、藍の染料をとる元が違うのです。)

それでも、年数で、徐々に、徐々に、色あせすることは、仕方ないです。

私の、震災の年に染めてもらったTシャツ!17年間夏が来るたびに着て、着て、着て・・・洗って、洗って・・・face07
本藍染の力=その2=


空の色になっています。

でも、17年間着続けたTシャツって、私は、他にはありません!!

最近染上がったものと色を比べてください。
本藍染の力=その2=




このTシャツを着ていると、たまに、「その色で染めてください!」と、ご注文される方がおられます。face07

17年とは申しませんが、10年着続けてください。きっと透明な空色に、変化しますから!hand03

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プロフィール
神戸・元町丸太や
神戸・元町丸太や


家族全員が楽器を演奏しております。演奏会も開催しております。日本が誇る伝統技術と楽器をモチーフにした商品は皆様に非常に喜んでいただいています。一品一品が逸品である自信があります。皆様のご来店を心待ちにしております。このお店の詳細を見る