今年のおススメゆかた!!
なれそめ他、いろいろは、また、後日のご紹介として、
いま、「オフィス トリエ」さんが、力を入れておられるのが、有松雪花絞りのゆかたです。
今年の作品発表会=商品受注会が2月にあり、息子と出かけました。
浴衣といえば、近年、仕立て上がりで、年越し品だと1,000円を切るものまで出回っていますが、
丸太やとしては、やはり、こだわりの品をお届けしたい、と思っています。
今までにも、本藍染であるとか、墨流し染であるとか、ろうけつ染めの逸品とか、こだわりのゆかたをおススメしてきましたが、いくぶん渋めなのが気になっておりました。
今回の雪花絞りは、寺本さんの色選びもあって、とてもさわやかにかわいいものがいろいろあります!!黄色と緑のもの、ピンクとグレーのもの、ピンクから紫にグラデーションになったものなど、
数点発注しましたが、そのうちの一つ、藍一色で染めたものが入荷しました。
これです!

浴衣として染められる木綿の白生地(特に小巾)は9割が愛知県産だそうです。
その木綿の反物を染色性が良くなるように和晒し加工して、
蛇腹に畳んで、折って、畳んで、折って、畳んで、畳んで、畳んで、畳んで、畳んで、・・・・・・・

12メートルもある布を50センチ足らずの三角柱にして染める、という技法です。
そして、この写真の雪花絞りの柄は、雪花絞りの中でも花が小さい、つまり、とても細かく畳んで染められたものなのですが、実は、この染ができるのは、昭和5年生まれ、今年82歳!の鵜飼 良彦さん、お一人なのだとか!!
それにしても、美しい布です・・・・

浴衣の会は6月開催ですが、待ちきれない気分です!!
まだしばらくは店頭には展示しませんが、「見たい!」と仰せでしたらご覧にいれますので、声をかけてくださいませ。(反物の価格¥50,400-税込)
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