伊藤岱玲さんの作品的お湯呑
こちらもお読みください。→伊藤 岱玲さんプロフィール
今までにない、(すくなくとも、私は見た事の無い)新鮮な感覚の染付の花器や器が目に留まりました!
呉須と呼ばれる藍色のすきっとした柄つけです。
お湯呑をひとつ購入しました!!

白磁の白に呉須の藍がきれいで、ひとめぼれ!

竹か木賊のようにも見えるけれど、さりげなくて、一発描きの、殴り書きのようでいて、そうではない計算されたのだろうなと思う空間が好きです。
どうやって染付したんだろう・・・と思うような、着物で言えば絣のような絵付けもありました。
「今までにたくさんの美しい器が生まれてきていて、名人、名器があって、
僕も『〇〇写し』というようなものもいろいろ手がけてきましたが、
やっぱり、出来ることなら、自分の作風というものを確立したい。
作陶の世界で、伊藤岱玲以前と岱玲以降が違う、というように、なりたいなぁと思うんです。」
熱く語ってくださって、岱玲さんが、一回りおおきく見えました。たのもしい・・・

今年42歳、かわいい子どもさんもおふたり。これからばりばり頑張ってほしい方です。
7月に、弊店でも個展を開催してください、と、お願いしてきました。
「由起(奥様)と二人展をやりたいですね。」との嬉しいお返事。


もの創りをされている方々が、将来への展望が開け、希望を持って、創り続けることのできる日本でなくてはならない!!と、強く思います。
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