神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

伊藤岱玲さんの作品的お湯呑

 今日は大阪心斎橋の大丸で、弊店のオリジナル商品の白磁の器を作ってくださっている、伊藤岱玲さんが、企画展「伊藤岱玲作陶展inギャラリー桃青(心斎橋大丸)4月11日~24日まで」をされているとのことで、表敬訪問してきました。

            こちらもお読みください。→伊藤 岱玲さんプロフィール



今までにない、(すくなくとも、私は見た事の無い)新鮮な感覚の染付の花器や器が目に留まりました!
呉須と呼ばれる藍色のすきっとした柄つけです。

お湯呑をひとつ購入しました!!

伊藤岱玲さんの作品的お湯呑


白磁の白に呉須の藍がきれいで、ひとめぼれ!face05
竹か木賊のようにも見えるけれど、さりげなくて、一発描きの、殴り書きのようでいて、そうではない計算されたのだろうなと思う空間が好きです。

どうやって染付したんだろう・・・と思うような、着物で言えば絣のような絵付けもありました。

「今までにたくさんの美しい器が生まれてきていて、名人、名器があって、
僕も『〇〇写し』というようなものもいろいろ手がけてきましたが、
やっぱり、出来ることなら、自分の作風というものを確立したい。
作陶の世界で、伊藤岱玲以前と岱玲以降が違う、というように、なりたいなぁと思うんです。」

熱く語ってくださって、岱玲さんが、一回りおおきく見えました。たのもしい・・・icon06

今年42歳、かわいい子どもさんもおふたり。これからばりばり頑張ってほしい方です。

7月に、弊店でも個展を開催してください、と、お願いしてきました。
「由起(奥様)と二人展をやりたいですね。」との嬉しいお返事。hand03


face06 友禅染の佐伯さんご夫妻、四ツ井健さん、辻が花染の福村健さん、などなど、今一生懸命にもの創りをされている若い方たちが、私たちの周りに、今はまだ何人もいてくださいます。
もの創りをされている方々が、将来への展望が開け、希望を持って、創り続けることのできる日本でなくてはならない!!と、強く思います。
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家族全員が楽器を演奏しております。演奏会も開催しております。日本が誇る伝統技術と楽器をモチーフにした商品は皆様に非常に喜んでいただいています。一品一品が逸品である自信があります。皆様のご来店を心待ちにしております。このお店の詳細を見る