自慢の袋帯☆
「今回は袋帯の結び方を練習させてください。」とのことです。
私の場合、店での着物ではあまり袋帯を結ばないので、前もって出しておこうと、お気に入りをたとう紙から取り出して・・・・・・
この帯、やっぱり素敵~


本格的な織の袋帯は、一柄一配色で何十本と織るのが業界の常識です。弊店の「丸太やオリジナルコレクションコンサート」シリーズの商品は、ハンカチやコースターにいたるまで、極力同じ物は二つと無い、という前提で制作していますので袋帯なんぞは不可能に近い、と半ば諦めていました。
ところが、ある方を通じてご縁のできた西陣の織元山口和市郎さんは、私共の思いをお話すると、
「分かりました。やりましょう。一本から」と、おっしゃってくださったのです。
「構いません。一本から織りましょう。でないと、話が先に進みません。」と!
「最低、何本から」と言われることを当然のことのように想定して、何本からだったら織っていただけるのだろう、と想像していただけに、その申し出は驚きでした。
この帯を取り出す度に、その時の感激を思い出すのです。
今、店にあるのはこの2配色。


着物でコンサートやパーティー、そのほか、私みたいに「なんでもない日ばんざ~い!」に、等々、出番はご自身が作る!という帯です。

世界に一本だけの袋帯なんて! このクオリティで147,000円なんて!!
本当に、あるんです。
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