変身!
そんな、長いお付き合いのお客様のおひとりから、
「この羽織、母が買ってくれて、気に入ってよく着ていたのだけれど、
流石に、ちょっと、着にくくなって・・・でもこの絞りの柄、気に入ってるの。
何か、よい活かし方はないかしら・・・」 と、ご相談を受けました。
黒地に赤と白の七宝柄の良い絞りです。
よく、着物をお召しになられる方なので、
「気楽に楽しく結んでいただく名古屋帯に仕立て直しされたらいかがですか?」と、ご提案いたしました。
「よろしければ、お嬢様用と、2本お作りできますけれど・・・」
「ぜひ!」と言うことでお預かりしました。
その帯が出来上がりました。
1本は、お嬢様用に柄をそのまま全面に使ったのですが、
お母様用は、一ひねり!
羽織の衿の部分が上手い具合に、半分だけの染めでしたので、そこをお太鼓に活かして、
胴の部分は黒の無地の布を使ってワンポイントのアップリケにしました。
江戸小紋や、紬などに合わせて楽しんでいただけると思います。

見事お洒落な名古屋帯にヘンシ~ン!!
羽織も第二の人生?を喜んでくれるかな?
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。