帯揚げを美しく結ぶ☆
一般の人が使うようになったのはもっと後のことで、錦絵などからみると明治10年頃のこととされています。
帯揚げの主な役割は装飾です。帯枕を隠して、胸元に一色プラスできる布です。お洒落のポイントの一つには違いありません!色選びは重要ですし、せっかくならば、綺麗に美しく結びたいですよね。

と言うわけで、結び方。
帯枕に掛けた帯揚げを胸元で、まずは左右の長さを同じにして、脇から広げます。

帯揚げの巾を、3つだたみ(もしくは両端から中央へ4等分たたむ)

その巾を上が輪になるようにさらに半分にする。

反対側も同じようにたたみます。

右手の上に左手を重ねて

ひと結びしたら、たてにします!

下方向に少し引っ張ってください。←ここ、一つのポイント!
左手の方をU字にして右手の方を上からくぐらせて結びます。


このとき、右へ少し引っ張ると、結び目のだんごになった部分が中に引っ込んで綺麗になります。ポイント2!
結び目の際から残りの部分を帯揚げのわになっているところに挟み込むと、ふっくらした感じに仕上がります。
脇のほうは、帯の中に入れて、帯揚げ全体、帯地には掛からない様にすっきり結びましょう。

出来上がり!
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