神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

帯揚げを美しく結ぶ☆

 帯揚げの歴史は意外にも浅くて、江戸時代末期に深川芸者が「太鼓結び」を発案したとき、帯の形を整えるために帯枕とともに発明されたのではないかと考えられています。
一般の人が使うようになったのはもっと後のことで、錦絵などからみると明治10年頃のこととされています。
 帯揚げの主な役割は装飾です。帯枕を隠して、胸元に一色プラスできる布です。お洒落のポイントの一つには違いありません!色選びは重要ですし、せっかくならば、綺麗に美しく結びたいですよね。face05

と言うわけで、結び方。

帯枕に掛けた帯揚げを胸元で、まずは左右の長さを同じにして、脇から広げます。 帯揚げを美しく結ぶ☆

帯揚げの巾を、3つだたみ(もしくは両端から中央へ4等分たたむ)
帯揚げを美しく結ぶ☆ 

その巾を上が輪になるようにさらに半分にする。帯揚げを美しく結ぶ☆

反対側も同じようにたたみます。
帯揚げを美しく結ぶ☆

右手の上に左手を重ねて 帯揚げを美しく結ぶ☆

ひと結びしたら、たてにします! 
帯揚げを美しく結ぶ☆

下方向に少し引っ張ってください。←ここ、一つのポイント!

左手の方をU字にして右手の方を上からくぐらせて結びます。
帯揚げを美しく結ぶ☆ 帯揚げを美しく結ぶ☆
このとき、右へ少し引っ張ると、結び目のだんごになった部分が中に引っ込んで綺麗になります。ポイント2!

結び目の際から残りの部分を帯揚げのわになっているところに挟み込むと、ふっくらした感じに仕上がります。
脇のほうは、帯の中に入れて、帯揚げ全体、帯地には掛からない様にすっきり結びましょう。

帯揚げを美しく結ぶ☆

出来上がり!


丸太やおかみさん流の着方アドバイスをいたします。着物を着る練習をしたいという方、電話、メールなどで受け付けています。是非ご相談ください。


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プロフィール
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