辻が花染め帯☆
雨の「大寒」でしたが、丸太や店内はまるで春真っ盛り。やわらかな色に包まれています。
福村 健さんがお越しくださって、待ち構えていた私は、
「この細い線はどうやって絞り染めするの?」「この複雑な色は??」と質問。
「企業秘密なんですけど・・・・」とおっしゃりつつ、丁寧に説明してくださいました。
なるほど・・・・と、解ったつもり!

そうこうしているとお客様!!
昨年、お父様の羽織をお手入れさせていただいたのがきっかけで、時々催しを見に来られて、楽しそうに、かつ、とても真剣にご覧になられるのですが、
「まだ着物を着る外側にいて、踏み込めないでいます。」と仰っておられました。
「本格的な辻が花染めをこんなにたくさん拝見できるのは初めてです。


「初めの一歩を踏み出せました!」と、帯との出会いをとても喜んでくださって、本当に嬉しい商いでした。

辻が花の染め帯は、絞り染めという古くからの染色技法を駆使して、さらに繊細な墨描きで四季折々のさりげない花が描かれています。虫食いや枯れた部分まで、「侘び寂び」として描きこんであります。
紬などのお洒落着から、無地の着物や小紋に合わせてお茶のおよばれにも、季節も、袷のシーズンからお単衣の上まで、幅広く結んでいただけます。
初めの一歩としては、とても良いお出会い(=よい選択)だったのではないかと思います。
「まずは、お芝居を着物で観に行きたいかな・・・」とのことで、ぜひ実現してくださいね!応援しますよ!!
明日は、お父様の福村廣利さんがお越しくださいます。
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