羽織らずにはいられない 》(>ヘ<)《

そんな中、お友達でもありお客様でもあるお一人が、着物姿でご来店下さいました。


「あんまり寒いから、コートを初めて着てみたの。」とのことで、「だけど、これ、袖丈とかあってるのかな?
当てみたら、コートのほうが短いんだけど・・・」
そうなんです。
袖丈は、着物の寸法よりコートで3分(約1㎝)、羽織で5分(2㎝)ほど短く仕立てます。上に着るものなのに、と思うのですが、逆だと振りが飛び出して納まりません。でも中に着る襦袢はやはり着物より2分(8㎜ぐらい)控えます。
こういう微妙な袖丈の増減は、長い年月のうちに、「当然」の決まりごとのようになってきたのですね~。
今回の催しでは、羽裏(肩裏)にもスポットを当てて見ました。
千社札をデザインしたもの。この度の羽裏の中では一番凝った染めです!!

一般的に良く合わせるのは、このくらいのさらっとした感じのものです。

羽裏は、襦袢以上に見えないところのお洒落です。でも、だからこそ、着る人のこだわりが見えるポイントですね。
たいがい、裏はお任せ・・・で、肩裏にこんなにいろいろ楽しい柄があることも、ご存知ない方が多いのではないでしょうか?
15日(日)までの開催です。
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