風呂敷
「○○○まで、息子さんに風呂敷で持ってきていただけると嬉しいのだけれど・・・」とのことで、包んで持参しました。
店でお渡しする際は、どうしても紙袋になるのですが、
風呂敷に包むと、とっても収まりが良く持ちやすい!
腕を通して下げることも可能だし、今さらながら、見直しました。
「風呂敷」の歴史はとても古く、奈良時代には布で包む文化が始まっています。
「風呂敷」と言う名称で歴史に登場するのは室町時代。
風呂敷専門店の記述によりますと・・・・
将軍・足利義満が室町の館に大湯殿(おおゆどの)を建てた折、もてなしを行うに際し近習の大名を一緒に風呂に入れたところ、大名達は脱いだ衣服を家紋入りの絹布に包み、他の人の衣服とまぎれないようにし、風呂から揚がってからはこの絹布の上で身繕いをした、という記録が残っています。
また『実隆公記(さねたかこうき)』では将軍足利義政室、日野富子(1440~96年)が毎年末、北大路の屋敷で両親追福の風呂を催し、湯殿をもたぬ下級公家や縁者を朝から招いて入浴させ、お斎として食事を供したと記述しています。
・・・・・ということですが、当時のお風呂は蒸風呂だったそうで、床に、むしろや、すの子、布などを敷きました。風呂で敷く布で「風呂敷」という名前が残ったと言うことのようです。
お土産を持ってゆくとき、

意外なほど大きなものも、丸いものも、
こんな細長いものも・・・

孫もご愛用!!


さて、丸太やといえば、オリジナル!!
本藍染めの楽器シリーズ、包んでも広げても、存在感抜群です!

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