神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

風呂敷

 昨日、お手入れでお預かりしていたお召し物をお届けすることになり、
「○○○まで、息子さんに風呂敷で持ってきていただけると嬉しいのだけれど・・・」とのことで、包んで持参しました。
店でお渡しする際は、どうしても紙袋になるのですが、
風呂敷に包むと、とっても収まりが良く持ちやすい!
腕を通して下げることも可能だし、今さらながら、見直しました。

「風呂敷」の歴史はとても古く、奈良時代には布で包む文化が始まっています。
「風呂敷」と言う名称で歴史に登場するのは室町時代。
風呂敷専門店の記述によりますと・・・・

将軍・足利義満が室町の館に大湯殿(おおゆどの)を建てた折、もてなしを行うに際し近習の大名を一緒に風呂に入れたところ、大名達は脱いだ衣服を家紋入りの絹布に包み、他の人の衣服とまぎれないようにし、風呂から揚がってからはこの絹布の上で身繕いをした、という記録が残っています。
また『実隆公記(さねたかこうき)』では将軍足利義政室、日野富子(1440~96年)が毎年末、北大路の屋敷で両親追福の風呂を催し、湯殿をもたぬ下級公家や縁者を朝から招いて入浴させ、お斎として食事を供したと記述しています。

・・・・・ということですが、当時のお風呂は蒸風呂だったそうで、床に、むしろや、すの子、布などを敷きました。風呂で敷く布で「風呂敷」という名前が残ったと言うことのようです。

お土産を持ってゆくとき、
風呂敷



意外なほど大きなものも、丸いものも、
こんな細長いものも・・・
風呂敷



孫もご愛用!!face03
風呂敷



さて、丸太やといえば、オリジナル!!

本藍染めの楽器シリーズ、包んでも広げても、存在感抜群です!
風呂敷


 5,250円   もちろん別染めお受けいたしております。



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プロフィール
神戸・元町丸太や
神戸・元町丸太や


家族全員が楽器を演奏しております。演奏会も開催しております。日本が誇る伝統技術と楽器をモチーフにした商品は皆様に非常に喜んでいただいています。一品一品が逸品である自信があります。皆様のご来店を心待ちにしております。このお店の詳細を見る