見立てという遊び心
「見立て」とは、ある物の様子から、それとは別のものの様子を見て取ることです。
芸術表現としても和歌、俳諧、戯作、歌舞伎などで広く見られますが、例えば、落語で、扇子を閉じた状態で、ある時はこれを煙管として使ってみせたり、箸に見立てて、蕎麦をすすってみせる、というようなことです。
では、問題です。

この帯と帯〆、帯揚げの取り合わせは、何をどう見立てたのでしょうか?

この帯の柄は三角が交互に重なった「鱗紋」です。が・・・・
12月と言えばクリスマス。
クリスマスカラーは、なんといっても赤と緑と、白と金ではないでしょうか。
赤い帯〆と、緑の帯揚げを合わせることで、鱗の三角を雪の木立に見立ててみました!
同じ帯を、お正月を迎えたら・・・・
若竹色の帯揚げと朱色の波の模様の帯〆に変えて、
12月と言えばクリスマス。
クリスマスカラーは、なんといっても赤と緑と、白と金ではないでしょうか。
赤い帯〆と、緑の帯揚げを合わせることで、鱗の三角を雪の木立に見立ててみました!

同じ帯を、お正月を迎えたら・・・・
若竹色の帯揚げと朱色の波の模様の帯〆に変えて、

これで、辰年の鱗模様でバッチリ!!です。
あなたのセンスを発揮して、小物の色合わせで、こんな楽しみ方はいかがですか?
丸太やでは、明日から赤札大売出しと 歳末和装小物市を開催いたします。
ちなみに、鱗紋は、身を守る、身を固める、との縁起物。厄除けの図柄として使われます。

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