継承することが私の仕事
今日は、お父様の佐伯利昭さんご夫妻がご来店くださいました。

「日本人のこころ、日本人が日本人たる元になっているのは、やはり江戸時代だと思うのです。長い鎖国の中で、自国の中で、それまでに入ってきたものを、自分達で熟成させて、完成させていったわけでしょう。江戸時代中期にすばらしい文化が花開いている。すごい小袖などが作られているけれど、それを作れと注文した人がいた。それだけ、日本人が高い水準だった、と言うことでしょう。私はその、古典といわれるものにこだわってみようと思っています。それを私流に変えようとも、何かを付け足そうとも思わない。そのまま継承して、物として、形にして、次に残してやろうと思っています。物が残っていれば、次の人たちがそれをまた研究するなり、継承し続けることもできるでしょうから。」
利昭さんのお話は、利昭さんの歴史、技術に裏打ちされていて、他の人が言うのとは違って、真実味が違います。
お客様も着物でご来店くださいました!
別注もご丁寧に希望を聞いて、色々ご提案もしてくださいました。
でも、何より、息子に半日近く、色々とお話を聞かせてくださって、本当にありがたいことでした。
明日は、また急に冷え込むとの予報・・・
でも丸太やの店内は、熱い思い

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