続・こどもの着物

娘が数えの3歳のとき、息子がお腹にいて、中山寺に腹帯を戴きに行くのに合わせて「七五三参り」をしましたが、翌年、満の3歳で、娘が主役で、もう一度生田神社にお参りしたのです。
数えのときはウールのアンサンブル、満のときは友禅を着せました。

一年でずいぶんとしっかりして(?)結び帯も、髪を結うのも喜んでいました。
写真の友禅は、主人の姉の着ていたもので、ウン十年前の着物です!

そもそも七五三の儀式は、昔は、生まれても無事に育つことが大変で、7歳までは神様からの預かりものとされていたので、3歳まで育ってくれた、5歳を迎えられた・・・と神様に感謝して、お祝いしたのです。7歳になって初めて氏子としてのお札がもらえた、人として認知されるわけですね。
♪このこのななつのおいわいに~、おふだをおさめにまいります~♪(とうりゃんせ)です。
今では栄養事情、衛生状況が格段良くなって、医療技術も進歩して昔のようなことはなくなりましたが、
それでも、やっぱり1年、1年無事を感謝してお参りするのも悪くないですよね。
丸太やでは、今でも四つ身友禅からお仕立もお受けいたしております。


四つ身と言っても、大人ものと同じ丈があります。これを一反使って、余分をみな縫いこんで仕立てる、特殊な仕立です。子どもさんの成長に合わせて、揚げをおろしたり、縫い直しをしたり、ず~っとお世話させていただきます!!
・・・・・・さて、こちらは・・・・

息子の数えの4歳のとき!!
「僕もおねえちゃんみたいな綺麗な着物がいい~。なんで男はまっ黒やねん!

そういえば、今も「男物はおもしろくない・・・」と、言ってますなぁ!

明日、明後日あたり、七五三のお参りをされる方も多いのではないでしょうか。
良いお天気になりますように

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