四つ身友禅三代目
ひとつ、大事な用がありました。
というのは、娘が、この10月に孫の早めの七五三参りをしたいというので、それも、自分が25年前に着た友禅を着せたい、というので、ばぁちゃんは頑張って引っ張り出したのです!

この着物!!
実は孫で3代目です。初代は主人の姉!ウン十年前の着物なんです。
記念に残してあるたとう紙ですが、電話の局番が一桁です!!

母が元気だったら、どんなに喜んだかな~と・・・
それにしても、着物って凄いですよね。3代着られる洋服って、でも、やっぱりあるのかな?
とりあえず、揚げをし直してやらなければ・・・(汗)
店のほうでも、お客様から『七五三』の御用をいただきました。
『七五三』は、昔は、男女共に三歳になると「髪置」といって、髪を伸ばして結い直す儀式を行っていました。その後、男の子は五歳になると「袴着」という男子の正装である袴と小袖をつけて扇を持つ儀式をし、女の子は七歳で「帯解」という、つけひもをはずして、初めて本式の帯を結ぶ、つまり大人の仲間入りの儀式でした。
三歳・五歳・七歳は子供の厄年といわれるくらい、身体的にも精神的にも節目に当たる時期です。その時期に、子供の成長をお祝いし、子供自身にも大きくなった自覚を持たせて、さらなる健やかな成長を願う儀式です。
人生の節目、大切にしてあげたい、と思います。
どうやら、吾が孫ちゃんも、いっぱしの反抗期のようです。
親たちの思惑通り、おべべを着てくれるのでしょうか・・・・・??
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