神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

明日9月9日は重陽の節句

 明日は五節句のひとつ重陽の節句(菊の節句)です。
五節句は1月7日(人日:七草粥の日といえばご存知の方も多いかと・・・)
3月3日(ひなまつり:桃の節句)
5月5日(こどもの日:端午の節句)
7月7日(七夕)と
9月9日です。←一番マイナーですね~。

旧暦では菊が咲く季節だったのですね。陰陽思想からくるものですが、奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされ、それを払う行事として節句が行なわれていたそうです。特に9は一桁の数のうち最大の「陽」なので、特に負担の大きい節句と考えられていたのですが、いつの頃からか、陽の重なりを吉祥とする考えに転じて、節句と言えば、私たちにとっては祝い事ですよね。

 重陽の節句では、邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わしてお祝しました。また前夜、菊の花に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣がありました。

 なので、私も明日は菊の花をデザインした帯留をして邪気を祓って?みたいと思います。

明日9月9日は重陽の節句



 着物の柄にはとても良く使われている菊の花、今では、華やかな洋花におされ気味ですが、日本人に一番親しまれていた花なのだと思います。あちらこちらに自生していたのでしょう。

明日9月9日は重陽の節句



地紋にも・・

明日9月9日は重陽の節句



兵庫県の県花はのじ菊ですね。
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家族全員が楽器を演奏しております。演奏会も開催しております。日本が誇る伝統技術と楽器をモチーフにした商品は皆様に非常に喜んでいただいています。一品一品が逸品である自信があります。皆様のご来店を心待ちにしております。このお店の詳細を見る