神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

「単衣でお出掛け」

今日は、1日からの催し案内を制作、発送しました。
以下、その文面です。
息子の作文、ご一読くださいませ。

「単衣でお出掛け」

「毎年よ、彼岸の入りに寒いのは」とは正岡子規の母の言葉だそうですが、今年も寒い寒いと思っていたら、いつの間にか外はすっかり春の陽気です。
少しずつ、でも確実に季節は移り行き、暖かな日差しに装いも軽やかになっていきます。
桜が散れば、夏の足音も少しずつ近付くのが聴こえるはず。

近年、五月ごろには袷を着るのが辛くなるほど暑い日が多くなりました。残暑もいつまでも長引いているようです。お洒落として楽しみたい着物でも、暑さを我慢してまで着るとなると気持ちも重くなってしまいます。暑いときには涼しい装いで過ごすのが本来自然なこと。そういうわけで、弊店は単衣の着物をお薦めしています。

従来六月ごろと九月ごろの約二ヶ月間しか着られないと思われていたふしのある単衣ですが、近年は五月の初旬から、十月ごろまで気候に合わせて単衣を着ても良いことにしましょうという流れになっているそうです。とにかく、着物がお洒落の一つとして楽しむものなら、自分の感覚に率直に装いのかたちも選んでよいのではないでしょうか。
「単衣でお出掛け」



爽やかな単衣を着て足取りも軽く街を歩けば

夏の匂い

秋の気配

風の声

遠くの雲

花が咲き

そして散り

草木の色も移り行き
そう、ひとは季節とともに生きているんだ。

皆様も是非単衣の着物に袖を通して、この街を包んで流れてゆく季節を感じて、楽しんでいただければと思います。




ということで、4月1日からの開催です。
是非ご覧ください。


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家族全員が楽器を演奏しております。演奏会も開催しております。日本が誇る伝統技術と楽器をモチーフにした商品は皆様に非常に喜んでいただいています。一品一品が逸品である自信があります。皆様のご来店を心待ちにしております。このお店の詳細を見る