神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

秋深まる佐用へ!

今日は、店をお休みして、家族そろって、秋深まる佐用へ行ってきました。

私たち家族にとって、単に「趣味」というよりは、生活の大事な一部分である音楽の、この秋のひとつの締めくくりです。
「まるたやフレンドリーコンサート」のこの秋のプログラムで仕上げた、ベートーヴェンと、ハイドンのカルテットを、一緒に演奏していただいたK氏と、記念の録音をしてきました。

神戸から車で2時間!佐用町、大撫山の中腹にある「スピカホール」という木造りの、素晴らしい音響のホールを一日借りて、録音会です。





山は紅葉も進んで、





一日、自然と音楽を満喫してきました!

録音前の練習で最後の問題点を詰めて、2曲を2度ずつ録音して、帰るころには夕暮れ時・・・





頭も体も思いっきり、疲れた~~~。

でも、とっても、すっきり。

音楽だけやっていても良かった若い頃のようにはいかないけれど、
大切にしたい、私の一部分です。



さあ!そして、明日から11月!

がんばろ~!! hand02

3日からは「信州上田紀行 小山憲市織個展」です!

 以前に「今日はいい日だ!」というおまじないの話を書きました。
「今日はいい日だ!って声に出して天に向かって言うのよ。そうすると、『今日はいい日だ、今日はいい日だ!』って、天から降ってきて、本当に良い日になるんです。」
100%実感!というわけにはいきませんが、そんな気がします。

楽しい話、嬉しい話をしていると、こちらももちろん聞いている相手も笑顔になります。
逆に、ネガティブな話、悪口とか、嫌なことの話は、聞く人も笑えないので、暗い顔して聞きますよね。

やっぱり、笑顔が増えた方が、世の中は明るくなるはずだから、出来る限り、良いことを話したり書いたりして、幸せを拡散できるようにしたいな、と、思うのです!・・・思っています。・・・実行したいと・・・・・face06

「お母さん、おもしろいの見せてあげる。」と息子が自分のフェイスブックを開けて、何やらプロフィール写真がたくさん出ているページをスクロール。

「あっ!!」

プロフィール写真に弊店のオリジナルマグカップを持っている写真!
存じ上げない、というか、お会いしたという記憶はない方ですが、弊店のオリジナルマグカップを気に入ってくださっているんだ!と、とってもはっぴぃな気持ちになったのでした。face05


さて、勝手ながら、明日は丸太やはお休みさせていただきます。
(佐用町にあるスピカホールへ行って、秋のコンサートの仕上げ録音をしてきます。もちろん、リフレッシュを兼ねてますけれど!!face03


そして、11月!

3日からは「信州上田紀行 小山憲市織個展」です!




ご期待ください!



  「信州上田紀行 小山憲市 織個展」
   11月3日(土)文化の日~11日(日)
   
   今日も、「ブログを見て」と、お買い物に来て下さった方が  ありました。嬉しいことこの上ありません!!ちょっとくらい  大変でも、見てくれている方がいらっしゃるんだ!と、がん  ばります!!

  いつもは月初に更新する
 「丸太やホームページ」ですが、 
 月初め早々から、この、大切な催しがスタートするので、
 前倒しで更新していただきました。

 ぜひ、ご覧ください。
    
    
     

案内状作り

11月3日からスタートする「信州上田紀行 小山憲市織個展」の案内状を、なんとしても今日中に作って出さなければ!!と、頑張りました。face07

伝えたいことは、「小山さんの創られる紬が、着心地、お洒落感、モノとして、価格も含め素晴らしいのだ」ということ。そして「それは小山さんご本人の素晴らしさそのものなのだ」ということ。
私達、丸太やのメンバーは、その人とモノに惚れ込んでいるのです!と。

案内状に、自分たちが愛用しているという写真をのせよう、と、撮影に出かけました。あいにくのお天気でしたが、三宮中央通の地下街は思いのほか、撮影スポットとして使えます。息子と写真の撮りあいっこをしました。

    

何とか、案内状完成!face02
切手もぴったり!信州のデザインのものが見つかりました。


とにかく、丸太やに来て、見て欲しいな~。
小山憲市さんは、3日(土)文化の日と、4日(日)の二日間、丸太やにお越しくださいます。ぜひ、お出会い下さい!!!

今年の仲秋の名月(十五夜)は台風一過で、深夜に、かろうじてお月見しました。
本日は、十三夜(旧暦九月十三日)。十五夜に次いで美しい月夜、拝むと成功や財運に恵まれると言われているそうで、お月見好きな私は、今宵を楽しみにしておりました。
・・・が・・・
店の帰り8時ごろ薄雲のかかったおぼろ月が見れたものの、どんどん曇ってしまって、残念な月夜です。face07
十三夜は晴れることが多いって聞いていたのにな~。

十三夜のことを栗名月とも言いますね。

こちらは、小山憲市さんの上田紬、一番上が栗で染めたものです。


「こっくりとした、良い色が出ました」と小山さん自信の作。

これは、クルミで染めたものを主にして織られたもの。帯は弦楽器のラインをデザイン化した名古屋帯。




案内状を制作しながら、あらためて、小山憲市さんの創られる着物や帯を眺めて、
「ええもん創ってはるな~」と・・・感心しきり。





11月3日(土)文化の日からスタートです。
「信州上田紀行 小山憲市 織個展」



小山憲市さん

 小山憲市さんの紬や帯がなぜこんなに素敵なのかなぁ?と考えました。





今までにたくさんおしゃべりした、小山さんの言葉を思い出してみました。

「自然の中にはいろいろな色や空気や音があります。 糸を選び色やガラを付け着る方を演出するきものや帯をどう表現して作るか・・ 私のものづくりのテーマでもあります。」

「紬を織る時、経糸をどうするかで決まる部分がとても大きいのです。織りだしたら変えることができませんから。本当にこれで良いのか、一晩中でも考えます。」

「古い上田紬の資料を見せていただいたことがありました。本当に素晴らしい織物で先人がこんなスゴイものを作っていたというのは驚きだったし感動しました。 なんとかその風合いを再現できないかとずっと試してきたんですが、 手引きの座繰り糸を作られる所に協力していただいてやっとこういう紬が織れました。」

「前を見ることも大切ですけれど、後ろを振り返る、というのも大事です。着物が着る物として着る人を和ませ華やかせた時代、 作り手が着られることを前提に着心地や着晴れに心を砕いた時代、 そんな時代だけが生み出せた逸品の織物、 その織物を今という時代に再現したい。」

「あくまで着手が主役、自分を押しつけないように、 でも一歩手前でやめるのは結構むづかしいです。」


小山さんの織るという行為は、「織りあがった紬をお召しになる方が幸せになる」という目的のためなのだな・・・と思います。だから、素敵なんだ!


丸太やのオリジナルとして創ってくださった着物や帯も、





    

今までに、たくさんのお客様にお求めいただいた、着物や帯も、
みんな、
お召しになる方が幸せな気持ちになってもらいたい、と創られたものばかりなのです。

誠心誠意、小山さんにピッタリの言葉。


惚れ込んでいます!!

11月3日からです。「信州上田紀行 小山憲市 織個展」ぜひ、ご予定下さい。


急な冷え込み!

突然、「神戸の最高気温19℃!」って、なんなんですか~?face03

って、突っ込みたいくらい、急に冷え込みました。face08

体調管理に気を付けましょう!!face06
腹巻でもマフラーでもして、冷えに備えましょう!hand02

でも、

実は、このぐらいが、いちばん着物が心地よく着られる気温なのですよね~~~。face05



今日の着物と帯は、小山憲市さんの紬と、横山喜八郎さんの染め帯です。




私の、大のお気に入りの一つです!

この着物は、今の季節の呼び名は 「はつゆき」
春になると 「なごり雪」!

「すくい」という技法で、刺繍のように立体的でもなく、絣のように溶け込んでしまいもせず、はら、はら、ちら、ちら・・・・舞う、雪のような模様が、織込められています。





信州上田で、創作紬を織っておられる小山憲市さんの手によるものです。

丸太やの11月の催しは、この、小山憲市さんの織個展からスタートです!
お見逃しなく!!


<予告>でした!

天日干しの新米☆

 



 昨日、小千谷の樋口さんから嬉しい贈り物が届きました。
「無農薬 天日乾燥 魚沼コシヒカリ」です。樋口さんのお知り合いの農家の方が、今では、小千谷の里でも見かけなくなってしまった「稲木架け(はさかけ)」をして、秋の日差しと涼風により、ゆっくりと自然乾燥をしたもの。




「稲木架け(はさかけ)」


お知り合いの農家でも昨年代替わりをしたとのことで、あたらしい当主の二度目のお米だそうです。

奇しくも、昨日は「中越地震」から8年目の日。

復興は進んでいるようですが、地域によっては高齢・過疎化も進んで、大変さはなかなかマシになったとは言えそうにありません。
そんな中で、丹精込めて作られたお米。
感謝して、感謝して、いただきます!!


今日思ったこと・・・

 弊店のお客様のお一人から、「昨年84歳で他界した母が、18年前から描き続けた絵日記を、展示しています。」と、案内の葉書を頂いて、今日、ようやくお伺いすることができました。





「独学も独学!絵も文も自己流なんです。」とのことでしたが、
A4ぐらいのスケッチブックを、一日に半分ずつ、18年間休むことなく、
初めのうちは色鉛筆で、途中からは水彩の筆書きの絵と、短い文や俳句、川柳で、その日その日のふと、心に留まったことを、絵も文もとっても柔らかなタッチで、書き留めておられました。

百何十冊ものスケッチブックにびっくりして、「18年間、毎日!ってすごいですね。」と、申し上げると、

「その前は、毎日、夜寝る前に、新聞の『天声人語』を筆で書き写すのを日課にしていたみたいです。」とのことでした。

「こんな、ネタ本みたいなものまであるんですよ~。」と、見せてくださったのは、裏が印刷していないチラシをきれいに切りそろえてとじあわせた雑記帳。そこには、ボールペンや鉛筆で、「季語に使えそうな言葉」だとか、「名言」だとかが、びっしり、ぎっしり書き込まれていました。

ずっと、拝見していて、
「なんと、毎日を大切に生きてこられたのだろう!」と、そして、
「周りの人やモノやことがらを、なんと、深い愛情を持って見つめていらしたのだろう!」と、深く感動いたしました。


こんな風に描き残しはしなかったけれども、三木の母も、実家の父も、毎日の平凡な日々の生活のいろいろなことを、仕事も、子育ても、どっしりとというか、ずんとした軸を持って、至誠を尽くして生きていたなぁ、と、わが身を振り返って、「もう少しは、ましに生きられるはずだ。」と反省したのでした。


明日までの個展ですが、興味のある方は是非どうぞ!
「一日一絵 尾島房江 絵日記展」
JR甲子園口下車、南の一本目の道を東へ170m
「ギャラリー わびすけ」(西宮市甲子園口1丁目4-3 ℡0798‐63‐6646)
午後1時からの開廊です。



途中で買い求めた本に、「人間力を高めるために大事なのは、あいさつ、掃除、そして素直であること」とありました。

明日は、私は、店はお休みの日。
まずは、家の掃除に励むことにします!

商品に愛情と感動を☆

 今月の初旬にご注文を頂いた藍染めのTシャツが染まってきたので、入荷のご連絡をしていたお客様がご来店下さいました。

「お友達をお連れしましたよ。こちらの方はピアニスト。こちらは声楽家 ♪!」
「あらぁ!過去形で、『~だった』って紹介してよ~(笑)」

と、いう感じで、和気あいあい。
ありがたいことです。 m(_ _)m


「どう?これ。別染していただいたの!名前も入れていただいたのよ。」と、Tシャツを広げているにもかかわらず、

ご友人の方は、初めてのご来店なので、見るものみんな目新しく、ちょっとハイテンション!
「私、これがいいわ!この色、この地紋、気に入っちゃった!!!」

弊店のオリジナル帯揚げをお気に入ってお求めくださいました。







そうこうしていると、今度は、中学生の男の子とそのお母さんが店を覗いて、
「すごいでしょ!藍染めのハンカチ!こんなにいろんな楽器があるのよ!」と、
お母さんの方が息子さんに説明しておられます。



ブラスバンドで、トランペットを吹いているという青年は、「今度、先輩が卒業の時に、記念品に、これにしよう!」と言って、喜んでくださいました。





いつも、いつも見ていると、その商品が、初めてできてきたときの感動を持ち続けるのはとっても難しくて、感動がマヒしてしまうのですが、
こうしてお客様から、あらためて、教えられるのです。

本当に、良いものを創って頂いて、販売させて頂いているんだな~face06

「商品に対する愛情を忘れず、品揃えなど気配りを怠らず」と、気持ちを新たにするのでした!

あうん!

今日も寺田豊さんがご来店下さっていました。


お客様(私の大学時代の一年先輩、フェイスブックで再会!)も、お越し下さいました。


私も、娘時代は、「着物なんて、私が、いつ着るの?」なんて言って、親や伯母をがっかりさせていましたが、
この先輩も、「成人式には『振袖はいらない』って言ってたんよ。」
「ところが、大学2年の時にお茶に出会って、すると着物も着るようになって、今では着物大好きなの。」なのだとか・・・。

分かるわ・・・・。face06 私も、呉服屋に嫁いで、着物の不思議に触れて、その素晴らしさ、奥の深さ、創る人たちの凄さに圧倒されて、すっかり虜になっていますから。face05


店の入口から、掛けてある反物を一点一点、本当に丁寧にご覧くださって、
寺田さんも、とっても熱心にご説明くださって、

そして、この反物と出会われたのです!




「総絞りで、華やかな光沢もあり、一見古典的かと思うけれど、モダンで、独特のユーモアというか個性を秘めていて、とっても、気に入ってしまいました!。寺田さんは、すごい感性の持ち主ですね!!!」とのこと。


「ユーモア」、お気づきになられたでしょうか?
絞り目を入れない部分を巧みに作って「あ、ん」の文字になっています。

「さりげなく『阿吽、あうん』にと、思って創ったんですけど、『う』が無かったね~ face03」と、寺田さん!

お二人の笑顔が、なんとも、良いお出会いを表していますね!

こちらまで、とってもハッピィになったのでした!!face02

「色が命」 寺田 豊 京絞り展 明日までです!

今日も、寺田さんがご来店下さいました。




縫い締めの渋い色の着物に服部綴れさんの角帯です。


ご自分のプロフィール紹介には「絞り染め屋の親方」と書いておられますが、格好良い親方です!!face05

以前に寺田さんの着物を別染させていただいたお客様もご来店下さって、とても楽しいひとときでした。





息子がブログ「神戸・元町 丸太やの情景」で、詳しく、大変上手にmaru報告しておりますので、                    ↑↑↑↑↑
その辺の仔細は、ぜひ、こちらをご覧いただければと思います。

明日までです。ご来店をお待ちいたしております!

寺田 豊さんの、絞り染めの会「色が命」を開催中です!
明日20日(土)、21日(日)は、寺田さんがご来店下さいます!

寺田さんの絞り染めの着物や羽織、帯を今までに作られて、お洒落に、楽しんでお召しになっておられる着姿をご覧ください!!

   

   

    みなさんとっても素敵でしょ!

  
 西陣座佐織の佐竹美都子さんも、日本刺繍の森 康次さんも!!

〆は、ご本人寺田 豊さんです!




明後日、21日(日)までの開催です。どうぞご来店下さい。

絞り染めの帯

 昨日、店から帰った息子が、
「店のパソコンが変やで!メールもネットもできない!!」と!

       face08 え~っまた故障??

今日は、朝からチェック、チェック、チェック・・・・・・・・・・・・。

結局素人ではどうにもならず、NTTの修理班に出動していただいて、ルーターを修理して・・・・、
やれやれ・・・・直りました・・・face07


なので、ブログも更新できます。(ヨカッタ、ヨカッタ・・・)


今回おススメの絞り染めの帯です。




一旦、四ツ巻の総絞りを施した生地を、その絞り目が伸びきらないように加工をしてほどいてしまって、新たに絞りの加工をして、三色に染め分けた、という、名古屋帯です!
今までにも、色違い、柄違いを何人かのお客様にお求めいただいて、ご愛用頂いているスグレ帯!
小紋や紬の上に、はんなり、優しく、軽やかに結んでいただけます。

こちらの帯も、きれいなお色で爽やかな秋晴れの空の色の様だったり、白い絞り目が雪の結晶や花にも見えたりします。



お洒落な帯をお探しでしたら、ぜひ、絞り染めの帯もご検討下さい!!

21日(日)まで、
 「色が命」 寺田 豊 京絞り展
を開催中です。
20日(土)と21日(日)は再び、寺田 豊さんがご来店下さいます。



 今日は水曜日。久~~~しぶりにお休みでした。face02
が、

先日のコンサートの総仕上げの録音会でした。face03

朝からメリケンパークにあるフィッシュダンスホールの練習室で、「ブラームスの弦楽五重奏曲」を録音しました。
録音を取って聞くと、少し客観的に自分自身を見ることができます。勘違いや思い込みや、もろもろを反省するのです。

ところが、不思議なことに、5年もすると、そのころの録音を聴いて、たいがいは、
「よくがんばってるじゃない!」face06 なんて、感心したりする。face03

まぁ、そんなわけですから、今日の録音も老後の楽しみというところ???


こんな、音楽大好き丸太やの「オリジナルコレクション コンサート」シリーズに、もちろん絞り染めの着物や帯もあります!hand03

 

  
別染も歓迎です!

21日(日)まで、
 「色が命」 寺田 豊 京絞り展
を開催中です。
20日(土)と21日(日)は再び、寺田 豊さんがご来店下さいます。

 21日(日)まで、
 「色が命」 寺田 豊 京絞り展
を開催中です。

絞り染め、というのは、染め分けの技法の中でも最も古くから日本で行われてきた 染色技法の三纈(さんけち) 「蝋纈(ろうけち)=ろうけつ染め、夾纈(きょうけち)=板締め、纐纈(こうけち)=絞り染め」の一つです。

寺田さんが、「染の工程の途中を見ていただくのも良いかもしれませんね。」と染の見本をおもちくださいました。

これは、四ツ巻と言って、一つ一つの粒を木綿の糸で4回ずつ巻き上げては止めてゆく手法で括られた白生地です。





これを染めて、ほどくと、糸で括られていた部分が、染まらずに白く残るというもの。





括る前に、まず、デザインを型に彫って、白生地に青花という熱や水で消えてしまう染料で染め、





この点々を一粒ずつ糸で括っていきます。

この幅の生地が、こんなに細くなります!





さらに、ビニールを被せて括る小帽子染や芯をはさんでビニールを被せて染める中帽子そめなど・・・・
種々、様々な染の工程がご覧いただけます。

一粒、一粒、人の手で括られて染められる絞り染めの着物や帯

あらためて、すごい技術だな・・・と、思うのです!!





京絞り 寺田 豊さん

 21日(日)まで、
 「色が命」 寺田 豊 京絞り展
を開催中です。

本日も、寺田さんがお越しくださいました。
着物にお召し替えして、息子とツーショット!!




息子の結んでいる角帯は、入社祝いに西陣座佐織の佐竹さんがプレゼントしてくださったものですが、実は、寺田さんとお揃いです!


丸太や店内は、色々な絞りの技法で染められた着物や帯がこんな感じでご覧いただけます。

  

  

二階も、

  

そしてさらに、お好みのものを別染、別誂えを承っております!
「この感じで、色違いを」とか、「この雰囲気で帯にして」とか、
貴方のご要望に添って着物や帯をお創りいたします。

寺田さんは、20日(土)・21日(日)もご来店下さいます。

お気軽にご相談ください。





 本日14日(日)から、21日(日)まで、
 「色が命」 寺田 豊 京絞り展
を開催中です。

今日(14日)は、寺田さんがご来店下さいました。




「絞り染め」と、一口に言っても、色々な手法があります。
一目絞り、四ツ巻、本疋田、小帽子、縫い締め、筒絞り、板締め、桶絞り、ムラ雲絞りなどなど、・・・

「技を際立たせようとすると、つい濃い色で染めてしまいがちですが、なんといってもお召しになる方が主役。いろいろなシーンでお召し頂きやすいように、色には気を使います。どちらかというと、柔らかい色の方が主流かな・・・」

寺田さんは、明日15日も4時ごろまで丸太やにつめてくださいます。


正倉院の時代から伝わる絞り染めの世界!

ぜひご覧ください。

 明日14日(日)から、21日(日)まで、
 「色が命」 寺田 豊 京絞り展
を開催いたします。

 商品を展示して、値札を添えて、と、準備をしていると、
 お母さんと娘さんが入ってこられて、お母さんの方が何やら一生懸命
 説明をされているご様子なので、近寄っていくと、「絞りっていう染め方
 なのよ・・・うんぬん・・・」
 どうやら、お嬢さんの方は「絞り染め」というのが、イマイチ良く解らな
 ご様子でした。
 ちょうど店に、白生地を絞っただけの、染める前のものがあったので、
 ご覧いただくと、「なるほど~」と、お分かりいただけたご様子、そして、
 「コレ、全部・・・・・一粒、一粒、括るのですよね・・・・・face08
 
 なんでも機械化されて、色々なことが簡単に出来るようになっている
 現代に、人の手でしかできない仕事がある、ということに、おどろきと、
 感動を覚えてくださったご様子でした。

 「染め分ける」「柄を付ける」染色技法としては、最も古い技法のひと
 つである絞り染め。
 染めあがって、括ってある糸をほどいてみなければ、どんな仕上がり
 になっているのか、本当のところは分からない。そんな、不自由な染
 方ですが、そこにまた、他にはない表情があっておもしろいのです。

丸太や店内、1階も2階も、柔らかな色合いの、絞り染めの着物や帯がたくさん並びました。
是非この妙技をご覧ください!!

明日、明後日は、寺田 豊さんもご来店下さいます。
「この柄の色違いが欲しい」とか、「夕焼雲のイメージの着物が欲しい」とか、なんでもご相談ください。きっと、間違いなく、貴方のための、貴方だけの着物や羽織、コートや帯が生まれます!


コンサート最終日☆

 「まるたやフレンドリーコンサート」は、本日、無事終了いたしました。face01

本日は、ブラームスの弦楽五重奏曲第1番を演奏いたしました。




ご来場くださった、大勢のお客様方、ご一緒に熱演してくださった仲間の皆さん、
本当に、ありがとうございました!!

まるたやフレンドリーコンサート」
またやるフレンドリーコンサート」?face03ですので、また来年!どうぞよろしくお付き合いください!!


ここちよい疲労感です・・・・。

差し入れにいただいたシャンペンで、親子で打ち上げの夕食でした!

明日からまた頑張ります!!!

次の催しは、「色が命 寺田 豊 京絞り展」です。



「元町ミュージックウィーク」はあと二日続きます。
どうぞお楽しみください!!

プロフィール
神戸・元町丸太や
神戸・元町丸太や


家族全員が楽器を演奏しております。演奏会も開催しております。日本が誇る伝統技術と楽器をモチーフにした商品は皆様に非常に喜んでいただいています。一品一品が逸品である自信があります。皆様のご来店を心待ちにしております。このお店の詳細を見る