神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

見立てという遊び心

 私たち日本人は、「見立て(みたて)」という遊び心を持っています。

「見立て」とは、ある物の様子から、それとは別のものの様子を見て取ることです。
芸術表現としても和歌、俳諧、戯作、歌舞伎などで広く見られますが、例えば、落語で、扇子を閉じた状態で、ある時はこれを煙管として使ってみせたり、箸に見立てて、蕎麦をすすってみせる、というようなことです。

では、問題です。face02
この帯と帯〆、帯揚げの取り合わせは、何をどう見立てたのでしょうか?

見立てという遊び心



この帯の柄は三角が交互に重なった「鱗紋」です。が・・・・


12月と言えばクリスマス。 
クリスマスカラーは、なんといっても赤と緑と、白と金ではないでしょうか。

赤い帯〆と、緑の帯揚げを合わせることで、鱗の三角を雪の木立に見立ててみました!face03



同じ帯を、お正月を迎えたら・・・・


若竹色の帯揚げと朱色の波の模様の帯〆に変えて、


見立てという遊び心



これで、辰年の鱗模様でバッチリ!!です。face02



あなたのセンスを発揮して、小物の色合わせで、こんな楽しみ方はいかがですか?

丸太やでは、明日から赤札大売出し 歳末和装小物市を開催いたします。


ちなみに、鱗紋は、身を守る、身を固める、との縁起物。厄除けの図柄として使われます。


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プロフィール
神戸・元町丸太や
神戸・元町丸太や


家族全員が楽器を演奏しております。演奏会も開催しております。日本が誇る伝統技術と楽器をモチーフにした商品は皆様に非常に喜んでいただいています。一品一品が逸品である自信があります。皆様のご来店を心待ちにしております。このお店の詳細を見る