手染め本友禅ならではの別注☆
「應壽さんの作品も見せてくださいね。・・・独り言をつぶやきますけど・・・」
と、
「来年の春に息子が保育所を卒園するんです。
丸太やさんが、春に『入・卒の装い』の会をされていたときの案内文が心に残っていて・・」
・・・以下のような文ですが、・・・・・
わが子の成長、門出を祝い、先生方、友達、お世話になった方々に感謝の気持ちをあらわす、あるいは、「これからよろしくお願いします」というごあいさつに、ふさわしい装い・・・・・・・(中略)
あくまでも子どもが主役。すこし控えめな柄の付下や、無地感覚の小紋着尺もお薦めです。
・・・・・(以下略)
「独り言ですけど、こんな柄いいな~と思って。」
と、御所解の染め帯をお目に留めておられるご様子です。
その時点ですでに独り言ではなくなっているようでしたが、
「同じ柄の雰囲気で、付下を染めていただくことができますよ。
地色も、お好みで、クリームとか明るめのグレーとか・・・」
そこへ、佐伯さんが、ご来店下って、色々とご相談に乗ってくださいました。
資料を色々ご覧になり、色見本帳でお好きな色も見つけられて、
どんな段階を踏んで、どのように作られてゆくのか、納得されたお客様は、
「なんか、すごく贅沢な気持ちです!」と、ご注文されました。
「手染めの本友禅ならではの、醍醐味ですよ。この方に、この方のための一点を染めさせていただく、というのは、お互いにとって一番幸せなものの生まれ方じゃぁないですか。」と、佐伯さん。
お目に留まった染め帯を挟んで、記念撮影です!

「お客様と着物に、いい出会いをして頂きたい。幸せな出会いをされると、その着物を出すたびに、羽織るたびに、そのときの幸せな思いが蘇るんですよ。」
丸太やは、そのお手伝いを一生懸命やらなければならない!!と強く思うのでした!!
「古典への回帰 京友禅 應壽 オージュ」明日までです。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。