神戸・元町丸太や

創業は明治33年で1世紀以上に渡り、呉服を専門に取り扱う老舗です。日本古来からの『和』の技術と『思いやり』の素晴らしさを商品や接客を通じて伝えてくれます。着物・呉服に対して敷居が高いと思っている方には逆に必見のお店です。上質の藍染めで造られたTシャツやハンカチは日用使いにも使いやすく使うことで古来からの『和』の技術の素晴らしさを体験できます。一品一品職人の手作業で創られる商品は大切な方への贈り物なので日本全国から取り寄せがあるほど。百聞は一見にしかず。神戸・元町へお越しの際は是非お立ち寄り頂き、老舗のアイデンティティを感じてください。

今年のおススメゆかた!!

 昨年ご縁を頂いた方のお一人に「オフィス トリエ」の寺本 幸司さんがいらっしゃいます。
なれそめ他、いろいろは、また、後日のご紹介として、
いま、「オフィス トリエ」さんが、力を入れておられるのが、有松雪花絞りのゆかたです。
今年の作品発表会=商品受注会が2月にあり、息子と出かけました。

浴衣といえば、近年、仕立て上がりで、年越し品だと1,000円を切るものまで出回っていますが、
丸太やとしては、やはり、こだわりの品をお届けしたい、と思っています。
今までにも、本藍染であるとか、墨流し染であるとか、ろうけつ染めの逸品とか、こだわりのゆかたをおススメしてきましたが、いくぶん渋めなのが気になっておりました。
今回の雪花絞りは、寺本さんの色選びもあって、とてもさわやかにかわいいものがいろいろあります!!黄色と緑のもの、ピンクとグレーのもの、ピンクから紫にグラデーションになったものなど、
数点発注しましたが、そのうちの一つ、藍一色で染めたものが入荷しました。

これです!
今年のおススメゆかた!!



浴衣として染められる木綿の白生地(特に小巾)は9割が愛知県産だそうです。
その木綿の反物を染色性が良くなるように和晒し加工して、
蛇腹に畳んで、折って、畳んで、折って、畳んで、畳んで、畳んで、畳んで、畳んで、・・・・・・・face08
12メートルもある布を50センチ足らずの三角柱にして染める、という技法です。
そして、この写真の雪花絞りの柄は、雪花絞りの中でも花が小さい、つまり、とても細かく畳んで染められたものなのですが、実は、この染ができるのは、昭和5年生まれ、今年82歳!の鵜飼 良彦さん、お一人なのだとか!!


それにしても、美しい布です・・・・face05

浴衣の会は6月開催ですが、待ちきれない気分です!!
まだしばらくは店頭には展示しませんが、「見たい!」と仰せでしたらご覧にいれますので、声をかけてくださいませ。(反物の価格¥50,400-税込)



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プロフィール
神戸・元町丸太や
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家族全員が楽器を演奏しております。演奏会も開催しております。日本が誇る伝統技術と楽器をモチーフにした商品は皆様に非常に喜んでいただいています。一品一品が逸品である自信があります。皆様のご来店を心待ちにしております。このお店の詳細を見る